ブログをもう一個作るのは面倒だけどいつか始める気になった時にはゲーム内容を忘れていそうなので。
キングダム ハーツ - HD 1.5+2.5 リミックス- - PS4
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/03/09
- メディア: Video Game
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3発売を目前に控えた人気アクションRPG、キングダムハーツの1作目を改めてプレイし直したのでレビュー。オリジナル版は2002年にPS2で発売。追加要素を加えて数ヶ月後に発売された英語音声版のFINAL MIX(通称KHFM)をPS4にてリマスターしたKHFMHDが収録されているKH1.5+2.5Remixを購入していたので、最新作の予習のためなんとかやる気を出してプレイしました。
オリジナル版は高3の時にPS2で遊んで相当やり込んだので飽きるかなと思っていたのですが、やはり何度やっても面白いゲームは面白い!僕がそういう周回とかやり込みとかにに向いてる性格だってのもありますけど。先述の通りFM版で追加された要素もあり、新鮮な気持ちで遊べました。FM版をやっていた人たちは英語音声のソラ(主人公)の方が馴染み深いのでは?
レビュー
今後つけていくゲームレビューは100点満点で点数をつけていこうと思います。評価基準とか定まってないので今後修正するかも。
・ゲームシステム…17/20
・シナリオ,ボリューム…16/20
・ゲームバランス…15/20
・ユーザービリティ(快適さ)…18/20
・トロフィー…17/20
合計 73/100
こんな感じでしょうか。評価するタイトルが増えれば相対的に点数もつけやすいんですが、最初なので難しいところです。厳しめで評価するのでファミ通レビューと違って高得点だらけってことはないと思います。では一つずつ細かく触れていきます。
ゲームシステム…17/20
FFやドラクエなどを生み出してきたゲーム業界大手であるスクエニらしく、ゲームシステムは王道アクションRPGそのものながらほぼ完成されていて、敵の多彩な攻撃に対する反撃手段・レベル上げやシナリオ進行により強化され、アビリティとしてオンオフの切り替えが可能な主人公のアクション・通常攻撃と魔法のバランスなど、第1作でありながらこの時点で絶妙なゲームバランスだと言えるでしょう。ワールドをクリアするごとに新しい武器が増え、それぞれの武器に長所があって使い分けができるのも素晴らしい。
と言ってもキングダムハーツシリーズは作品ごとにゲームシステムの変化が大きく、1だけにあった要素も多いです。その最たるものがMPゲージです。次回作からMPゲージは0になると時間経過で回復というシステムに変わったのですが、今作では使い切ってしまうとアイテム以外でゲージ回復するのが難しいため魔法をケチりがちになってしまいます。回復魔法であるケアル系をより多く使えるようにそれ以外の魔法は打たず攻撃のみになる場面もしばしば。
MPゲージを3つ消費する「召喚」というシステムもあるのですが、これも1種類を除いて空気。ティンカーベル召喚だけは戦闘中常時リジェネ(一定時間ごとに体力小回復)+1回のみリレイズ(HP0から復活)というぶっ壊れ性能なのでボス戦ではよく使われますが、バランスブレイカーである印象は否めません。そういったところでMP周りが少しマイナス要素かなーと。
シナリオ・ボリューム…16/20
ディズニーのキャラ・世界観と本作独自の世界観をうまく合わせたシナリオは高評価できる。下村陽子氏が作曲したBGMもいい。一時期サントラずっと聴いてましたね。
ドナルドやグーフィー、ワールド毎のゲストキャラ(ターザン,プーさん,アラジン,キノピオ,アリエルなど)とオリジナルの主人公であるソラが掛け合って進むストーリーは子供でなくても心踊るはず。FFシリーズからも設定を少し変えて数キャラ(クラウド,スコール,エアリスなど)が登場しています。
ボリュームに関してもフルプライスで文句がないレベルではある。2と比べると少なく感じるけれど2が異常に長くてやり込みが多いだけな気も…要は相対的に16点なだけです。
余談ですが、ディズニー側はここまで売れると思っていなかったらしく今作でミッキーは制約によりラスト数カットしか登場しません。しかも暗くてあんまり顔見えない。でも売れたので次回作以降はガンガン出てきます。
ゲームバランス…15/20
先述の通りゲームシステム的にはほぼ文句なし。ただ難易度の仕様に少々問題ありかと。
イージー,スタンダード,プラウドの3種から難易度選択ができるのですが、イージーは敵から与えられるダメージが半分、プラウドは倍というだけのなんとも適当な調整。プラウドモードに関しては理不尽に感じる場面も多く、雑魚敵でも強めの攻撃が当たれば1発で死んでしまったり、イベントでの強制戦闘で沸く敵の数も各難易度全て同じ数のため苦戦を強いられたりと、もう少しマシな調整法はなかったのか?と思ってしまいます。ある程度までレベルを上げれば「ラストリーブ」というどんなに強い攻撃がきても体力を1だけ残す(ケアルなどで回復する余地が与えられる)アビリティが手に入るのですが、それもストーリーの後半でかなりレベルを上げれば手に入るか入らないかぐらいのレベルアップボーナスなので、プラウドは試行回数による運ゲーになる場面が多い印象です。経験値が一切入らない「EXPゼロ」というアビリティをつけてレベル1でクリアできる人もいるし、めっちゃ上手い人ならそうはならないんでしょうが…
ユーザービリティ(快適さ)…18/20
UI(ユーザーインターフェース)はほぼ完璧。アクションゲームによくある謎視点クソカメラもなし。一つ問題を挙げるとするなら、フィールド上で宝箱を開けたときかな。
フィールド上で宝箱からアイテムを回収する際、戦闘状態だと「あける」のコマンドが存在せず敵を全て倒さないといけないのは面倒。ただし次回作からは改善されています。実はオリジナル版では「あける」コマンドが非常に使いづらい枠にセットされていて、それが△ボタンひとつで使えるようになっただけ改善ではあるのですが…
↑オリジナル版では宝箱の近くに行くと「あける」コマンドが下に出るためコントローラー左の矢印ボタンをわざわざ動かして開け、戦闘のために「たたかう」まで戻す必要があるクソ面倒な仕様だったのです。
↑HDリマスター版では宝箱に近づいて△ボタンを押すだけになったので随分と楽になりました。他にも2準拠で楽になっている仕様が多い上に画質も良く現行機でプレイ可能なので、今から遊ぶなら多少値段は張ってもリマスター1択だと思います。
あとはワールド間を移動するときに使う「グミシップ」というミニゲーム。グミシップを自分の好きなように組み立てられるのは魅力的なのですが、組み立てのチュートリアルが非常に説明不足。チュートリアルを見るよりタッチパッド押し込みで見られるヘルプガイドの方がよっぽどわかりやすいです。
トロフィー…17/20
うのーりんといえばトロフィー。
点数の判断基準は難易度ではなく、独自性や面倒さです。面白くない上に時間かかるトロフィーが多いゲームはクソ。スターオーシャンとかな!
実はこのゲーム、ps3でもリマスターされており、その時は先述のグミシップのトロフィー集めがいささか面倒だったのですがps4版で緩和。というか超軟化。さほど面倒なトロフィーはなくなりました。個人的に本編とは関係ないミニゲームで時間を取られるトロフィーは嫌いなんですよね…
ps3版にはもう一つ、各難易度クリアトロフィーが一番上の難易度を埋めても下の難易度を埋めることができず、最低でも各難易度で1周ずつ(要するに3周強制)プレイしないとならなかったという問題がありました。これもps4版で修正、腕前自身ニキはプラウド1周でトロコンできるようになりました。ただプラウドだと裏ボスがアホ強くて倒せない可能性もあり、僕は保険をかけてプラウドで普通にストーリークリア+イージーでストーリークリアに加えて裏ボスなどのやり込み、という風にしました。合成アイテムの素材集めは若干面倒ですがRPGならあって当然なレベルの代物です。クッソ面倒というほどではありません。たとえばスターオーシャンみたいなヤツね!
トロフィー内容に関しては今度やる気があれば別記事で詳しく書こうと思います。ちなみにスターオーシャンをプレイしたことはありません。
総評
レビューってこんな感じですよね?やはりゲームのことだと長くなってしまいます。これでも結構削ったんだよね…
個人的に5本の指に入ると思っているキングダムハーツシリーズの第1作、改めてプレイし直しても色褪せない楽しさがありました。1,2,3でプラチナトロフィーを並べたいというのもあって急ピッチでプレイ、4日で45時間ほどやってトロコンまで持って行きましたができればストーリースキップなどせずもう少しゆっくり遊びたかったです。今も猛スピードで2をプレイ中なのですが…
3発売まであと5日です。果たして間に合うのか⁉︎そして予約した3を支払うお金があと5日手元に残るのか⁉︎不安要素はいっぱいですがとりあえずバイトも決まったことですし、今は素直にゲームを楽しもうと思います。それでは皆さんよいゲームライフを。
(受験生のみんなはもう少し頑張ってくださいね。自分ができなかった分応援しています!)