rt_sasakiの日記

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気が向いたら書きます ツイ@rt_sasaki

TGSで東京クロノスVRトークショーを聞いてきた

なんでかはわかんないんですが最近投稿もしてないのにブログの閲覧が毎日そこそこに付くようになりました。読者登録は増えてないので、はてな運営に推されているのか単純に何かしら閲覧がつきやすい記事があったのかは分かりませんが、モチベは高くなってきたので更新をハイペースに行いたいですね。下書きは結構あるんだってば…

 

遅筆につき結構前の話になってしまうんですが、東京ゲームショー(TGS)2019に行ってまいりました。TGS初参加だったのでゆっくり見たかったんですけど、前後で色々と忙しく2,3時間しか見られませんでしたね。元々行く気もなかったので試遊の予約などもしておらずFF7リメイクの試遊なんかはチラッと覗けたぐらいで遊べはしなかったんですが、普通に面白そうだったので買おうかなと思います。あとスクエニ、聖剣3リメイクほんとに期待してるからな!2みたいなのはやめてくれよ!

他にも色んな新作ゲーム見て回って欲しいなーみたいなのは山ほどあったんですけど、残念ながら時間とやる気は有限なので今年下半期と来年発売のゲームは合計で10本遊べればいい方かなと思ってます。ペルソナ5ロイヤルとデスストは買いたい(ペルソナ5を買ったのに遊ばず、MGS5を途中で投げた男)。

 

 

今回あまり乗り気でなかったTGSになぜ行ったかと言いますと、例の如く木戸ちゃんです。

 

木戸ちゃんがTGSトークショーの司会をやるって事は一応知ってはいたんですが、司会ってだけでメインで話するんじゃないしこれに行くほど俺も熱狂的なファンじゃねえし(笑)とか思ってたんですよね。なのに気づいたら電車乗ってクソ遠い幕張メッセに向かってました。なんでや?

トークショーの内容はVRゲーム「東京クロノス」の新規プロジェクト発表と2019年のVRゲーム全体についてのパネルトークって感じでしたね。

詳しい話は僕のブログなんかじゃなくゲームサイトの記事でしっかり見てくれよって感じなんですが、出演者が非常に豪華でした。東京クロノスの総合プロデューサーと監督、週刊ファミ通の編集長(!)、VR専門メディア「Mogura VR」の編集長、SAOなどのラノベ編集者(イマイチ何してる人かはわかってないけど多分すごい人)の三木一馬氏、で木戸ちゃん。

パネルトークの内容は非常に濃く、1人のゲーマーとしてめちゃくちゃタメになったので木戸ちゃん抜きにしても来てよかったなと思える内容でした。木戸ちゃんは普段からあんまりゲームする感じの子じゃない(ポケ森はめっちゃやってるが)のであんまり分かってなさそうでしたが足プラプラしつつもちゃんと話聞いてる感じでかわいかったので100点です。

 

 

パネルトーク概要

結構前のことですし、詳細はさすがに覚えてないので最初に各メディアの記事を貼っておきますから、詳しく見たい人はこれを見てください。

 

ファミ通

https://www.famitsu.com/news/201909/14183385.html

電撃オンライン

https://dengekionline.com/articles/12417/

K-Triangle

https://k-triangle.amebaownd.com/posts/6945556

日系クロストレンド

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00217/00035/

4gamer

https://www.4gamer.net/games/453/G045328/20190917036/

インサイド

https://www.inside-games.jp/article/2019/09/15/124652.html

 

どれも簡潔で読みやすい記事です。プロの方々にはどうやっても勝ち目ないので、ゲームが好きなただの一般人としてこのトークショーを聞き、考えたことを少しまとめていこうと思います。

 

 

トーク内容は大きく分けて3つ。

①ぶっちゃけどう?2019年のVRゲーム

②東京クロノスの可能性と課題

③2022年にVR業界はどうなっているのか

 

①ぶっちゃけどう?2019年のVRゲーム

サブタイトルは「2019年はVRゲーム元年となったのか?」だった気がします。

2016年に初めてVRゲームが出た頃もVRゲーム元年!と言われていましたが、未だにこんなタイトルトークテーマが出ている時点でゲームの1ジャンルとして確立はできていないんだなと思います。実際俺も木戸ちゃんが出てなかったらトークショー行ってないし。誰かが言っていましたが、2016年に関しては期待が大きすぎて需要に供給(特にハード面において)が追いつかなかったというのが問題だったのでしょう。

しかし3年間でVRゲームの量が増えて質も上がったのは間違いないです。今となってはpsVRNintendo LaboVRなんかもあるし(しょぼいけど)、VR専用機ではあるもののOculus Questなんかも昔では考えられないほど安い値段で出てますからね。

普及率というところではまだまだコンシューマーゲーム機の拡張デバイス(昔で言えばディスクドライブとか64DDとかそんな感じですかね)程度しかないですが、今後もっと遊べるジャンルが増えて手軽さに磨きがかかればコンシューマーゲーム機に肩を並べるコンテンツに成長してくれると思っています。

 

②東京クロノスの課題と可能性

この辺あんま覚えてないです…

僕個人としては「東京クロノス」はVRゲームの中でも少し異質なものであると感じました。アクション性が重視されがちであったVRゲームにおいてノベルゲームをやらせること・そのボリューム・マルチエンディングの採用など他と大きな違いを持たせつつもいまVRでできる技術は全て使い切った素晴らしい作品だと思います。

「課題」という点ではVRゲーム特有の酔いに関する話題が展開されていましたね。エフェクトが強すぎるとVRじゃなくても普通に酔って長時間できないタイプなので興味深かったです。VR業界側もずっと前から酔いの問題は挙がっていたらしく、色々努力はしてんだな〜と思いました(小並)。

もう一つ課題点として挙がっていたのは、VRゲームならではのギミックがもう少し欲しかった、という点。確かに没入感は高かったですが、VRであることに感動したか?と言われればそこまでなんですよね。新規プロジェクトも発表されたことですし、そこは次回作に期待です。木戸ちゃんのベッドシーン(語弊あり)はマジでいいです。ちなみに声優さん的にはVRの録音は雑音をすごく気にしないといけないらしくて大変らしいですよ。

 

③2022年にVR業界はどうなっているのか

これは三木氏が担当しているSAOのナーヴギア発売年にかけたトークテーマですね。三木氏は「有名IP(簡単に言うとシリーズもののゲーム)がVR化することはあっても逆はまだない。VRから有名IPが誕生してほしいし、東京クロノスがそうなっていけると嬉しい」と語っていました。

他の皆さんも大きな目標を掲げてましたね。プロデューサーなんかは「3年後はアクティブユーザーが1000万人の市場になってます」とか言ってました。

VR業界に大きく関わってる人が沢山いる現場で希望的観測をするしかないのは当たり前だよな…とは思いつつも、本当にそうなってくれたらゲームが好きな無職ーりんとしては嬉しい限りです。

 

個人的に思ったVR全体の課題

こんな感じで最後にクロノスシリーズの新規プロジェクト発表があり、トークショーは終了。内容もよく、木戸ちゃんもかわいい。そこそこな時間と金使って来て良かったなと思えるぐらいには良かったです。

しかし改めて考えると、やっぱりVRの普及率はまだまだ低いです。ps4と同じぐらいの値段でなぜ売れないかと考えると、やはり「そそられるゲームが少ない」からなんですよね。コアなゲーマーに刺さるゲームはあっても、世間一般にウケるゲームはまだまだ足りてません。買いたいと思えるゲームが複数ないとなかなか手が出ないぐらいの値段ではありますしね。インディーズが多く大手ゲーム会社は参入がしづらいという状況がようやく改善され始めたばかりですし、今後に期待です。

 

そしてもう一つ、VRモードと通常ゲームモードに両対応しているソフト もしくは 過去に発売された人気ゲームのVRがもっと増えてほしいなと思います。質疑応答コーナーがあったら質問しようかと思っていたのですが、このへん技術的に難しいんでしょうか…新規の知らないゲームより昔やってたゲームがVRでできるって方が購買意欲そそられる人は多いと思うんですが。

そういったゲームも昔と比べてだいぶ増えた気はしますけどね。パッと思いついただけでも、SkyrimVR,ZOE ANUBISVR,エースコンバット7(一部ミッションのみ),ボーダーランズVR,DOOM,バイオ7などなど…発売日未定ですがFNAFのVRとかめっちゃ怖そうで楽しみです。このあたりの大手IPがもっと力を入れてリマスター+完全新作なんかをVRで作ってくれると新規層を大量に取り込むことも可能になってくると思います。

ps次世代機も来年ぐらいには発表されると思いますし、それに合わせてVRももっとクオリティ上がっていってほしいですね。まだまだやりたいゲームいっぱいあるから死ねないな〜!来年もゲーム愛してがんばり豆大福!