すみません、お久しぶりになりますね。うのーりんです。月に2回ぐらい記事を更新しようとして途中で飽き続けた結果、下書きがただ増え続けた2ヶ月となりました。ライブレポとかいろいろ書いてたんですけどもう記憶も途切れ途切れなのでたぶん更新は不可です。今回はタイムリーだし、最後まで書ける気がする！
11月15日、ついにポケモン最新作「ポケットモンスター ソード/シールド」が発売となりました。ダウンロード版を購入したので0時からスタートし、まったり攻略で2日目に殿堂入りまではクリアしたのでとりあえずプレイした感想を少し書いておこうと思います。当然ながらネタバレが含まれるので嫌な方は見ないでくださいね。
(またまた公開遅れました。ただこれには理由があって、記事7割ぐらい書いた状態で同期ミスが起こってほぼ全てが消滅してガン萎えしたんですよね…。もう書くのやめようかなと思ったんですがまだ発売1週間ぐらいしか経ってないし、クリア後もそこそこプレイしてダメな点も少し見えてきたのできちんとアップします。)
『ポケットモンスター ソード・シールド』ダブルパック -Switch【ダブルパック限定特典】ヨーギラスとジャラコとの特別なマックスレイドバトルができるシリアルコード2種
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: Video Game
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購入前準備
※ここ自分語りなので飛ばして大丈夫です。
剣盾の発売が決定した頃、うのーりんはそこまでポケモンに対するやる気はありませんでした。Switch持ってるしお金余ったら買おうかな〜ぐらいで。
僕が小学1年生の時に初めて買ってもらったゲームはポケモンダイヤモンドでした。DSLiteだったのでちょっと遡ってRSE・FRLG、そして他のDS作品であるHGSS・BW・BW2まではちゃんと遊んでいたのですが、中学に上がって3DSを買う気がそこまで起きずそれ以降は遊んでませんでした。
ポケモン自体はずっと好きでGOとかもちょっと(カントーしかいなかった頃しかやってないが)やったりはしてたんですけど、剣盾のPV見てあまりにも知らないポケモンが多いことにショックを受けまして…
3DS世代(いわゆる第六・七世代)のポケモンを遊びもせず面白くないと判断するのは老害そのものでしかないと思い、8月の頭に20歳を目前にして3DSとポケモンXを購入しました。そしたら面白すぎてやめられなくなりましたね。
全部は無理だったけど発売までの3ヶ月でほぼ全世代遊び直してしまった。4世代は全国図鑑コンプしたし、サンムーンもアローラ図鑑だけはコンプできました。予習を完璧にこなしてこそオタクですから。
ここまで発売前に準備したゲームはキンハ3ぶりですね。そもそも貧しくて中古ゲームばかり買ってるうのーりんが発売日に新品でゲーム買うのもキンハ3ぶりです。
(キンハ3は評判悪くて今では中古相場めちゃ安ですが、僕からしたらもう発売してくれただけでよかったって感じなので後悔してません。一応レビュー？も前に書いたので貼っておきます。)
https://rt-sasaki.hatenablog.com/entry/2019/02/01/184320
今作は発売前からリストラなどを理由に国内外でプチ炎上しており期待と不安が入り混じった作品でしたが(大作ゲームは大体そんなもんなので気にしたら負けです)、結局は自分がやって楽しいか楽しくないかですからね。果たして楽しかったのでしょうか…。
クリアまでやった感想
結論から言いますと、クッソ楽しかったです。
新しい地方、綺麗になったポケモンたち、旅をしている感覚… どんなに時代が変わっても変わらないワクワクがそこにありましたね。
クリアまでのストーリーもよくできてたと思います。個人的になんか合わなかったサンムーンよりは面白かったです、感じ方は人それぞれですが。
やっぱり一番感動したのは画質ですね。
ここ数ヶ月で何度もカントー地方を旅してて面倒だったのと、画質に感動したいという理由でピカブイだけは予習しなかったんですが、これは正解だった気がします。このクオリティで毎年のようにゲーム出すのキツそうだしリストラ(後述)も仕方ないかなってちょっとは思いました。
あとポケモンとは関係ないんですが、Switchの携帯モードとコンシューマモードが即切り替えできる仕様めっちゃいい！Switch持ってはいたんですがスマブラ買って50時間ぐらい遊んでからずっと放置してたのでこれの素晴らしさに気付いてませんでした。外でもしっかり遊べて家なら大画面で遊べるのは別ゲしてる感じがして気分転換になりますね。
Switchは複数人で遊ぶことに特化しててソロプレイは弱いイメージでしたが、そんなことはなかったな。マリオオデッセイも買ってるしポケモンがひと段落したらやりたいです。ps4のアイスボーンは…来年中にはクリアぐらいはします。トロコンは気が向いたら。
新ポケのデザインも化石以外は良かったと思いますよ。ジムリーダーやライバル、チャンピオンもそれぞれ個性的で印象に残りやすいキャラが多かったと思います。
チャンピオンがあんな序盤からガッツリ登場してストーリーにも絡んでくるパターンは珍しかったですね。ライバルはXYぐらいから何人かいることが多いですが、今回もそれぞれに良いところがあってめちゃ良かったですね。マリィちゃん、クリア後ももっと出てきてくれ…
音楽もいい。ジムリーダー戦とか、チャンピオン戦とかアツいっすね！サントラ毎回買ってますが、今回もたぶん買うかな。アンテのToby fox氏が楽曲制作に参加したことも話題になってましたね。あえてどこで彼の楽曲が登場するかは言及しませんが、他の曲に合ってないことは全くないながらも彼らしい楽曲でした。
感想としてはこんなもんですね。新要素も触れようと思ってたんですが、ここまでで長くなってしまったので軽めに書いていこうと思います。説明は省くので他のサイト見てください。
新要素について
シンボルエンカウント
ピカブイを除く過去作では固定シンボル以外のシンボルエンカは一部だけでしたが、今作ではほぼ全ての草むらでシンボルエンカとランダムエンカが混在しています。
最初は違いに戸惑いましたが、個人的にはめちゃ良かったと思います。シンボルだと捕まえたいポケモンだけ当たることができるし、クリア後など捕まえないでいいやって時も避けやすいですし。ランダムエンカでしか出現しないポケモンもいるので完全にランダムエンカが意味を為してないということもない。次作からもこのシステムですって言われても文句はないです。
ダイマックス
6世代のメガシンカ・7世代のZワザに代わって登場した新システムですね。まだネット対戦とかやってないので戦闘バランスがどうなってんのかは語れませんが、少なくともストーリー上ではダイマ化できる場所が決まっていることもありこれ出しておけばみたいな脳死システムでもなかったですし、姿が変化するポケモンもいて面白かったです。
固有ワザではないダイマックスのタイプ別の技(ダイ○○)で発生する追加効果タイプによって異なり、明らかに強いタイプ技と弱いタイプ技が存在している気はします。対戦潜ったら追記するかも。
ワイルドエリア
新要素で目玉ですね。楽しいです。(最初は)
複数あるエリアで毎日天気が変わるので、出現するポケモンも毎日変わって数日間は新しい発見があり楽しいですね。ここが楽しすぎてストーリーが進まないままめちゃくちゃレベル上がっちゃったみたいな人もちらほら見ました。僕もストーリー中にデリバード倒しまくってレベル上げしすぎたんですけどね…
ワイルドエリアのいいところはストーリー序盤から終盤まで、そしてクリア後も違った楽しみ方で遊べるところですね。一種のエンドコンテンツでありながらストーリー中でも大きな役割を果たしているのは素晴らしいです。
ワイルドエリア限定で遊べる新要素「マックスレイドバトル」も最初は面白いです。クリア後にやり込もうと思ったら一気に脳死かつ運頼みの控えめに言ってクソゲーになりますが(後述)、ストーリー中はかなり強いポケモンを入手できたりレベル上げの手段になったりと役に立ちます。レイドもワット集めも、クリア後におかしな遊び方をしない限りは楽しいんだ…
ポケモンキャンプ・カレー
ポケパルレとかポケリゾートとかが好きな層にはめちゃ楽しい要素だと思う。画質いいしポケモンかわいいし。
僕は少年の心を失いかけているのでカレー含めなつき度上げの要素にしかなりませんでしたが、ここを叩くのはよくわかんないですね。ゲーフリがメインターゲットとして据えているであろう子どもたちにはこういった要素の方が人気であり、育成や対戦を主目的とする層の両方を納得させるなんて無理な話ですから。
ただカレー図鑑はよくわかんないです。
この通り、通信すると公開されるトレーナーカード(今作ではリーグカードって名前でしたが)に発見したカレーの種類が記載されるのでコンプ好きには大きな壁です(色違いも十分きついのでそんなにコンプする気はないですが)。そのクセ材料として必要なきのみは育てられない。オンライン対戦を抜きに考えると、昔からトレーナーカードのコンプがオフラインのやり込みでは最終的な目的だったわけじゃないですか。そう考えるとせめてきのみはもうちょっと育てられるとかで増やしやすくして欲しかったですよね。
あとこのリーグカードを撮ったときはストーリー中だったので図鑑250匹ですが、発売4日目あたりにガラル図鑑400匹は無事に揃えきり、今は6Vメタモンの厳選と色違いの孵化に力を入れてるところですね。ポケホーム解禁までには出したいですね、6V海外産メタモン。
色違い1匹目はイーブイで。推し(木戸衣吹ちゃん)がイーブイ好きって言ってましたから。
育成環境
新要素ではないですが、ガチな方々のために一応書いておきます。
サンムーンからの王冠は健在。それに加えて性格の変更が可能になりました。ただ25BPかかるので狙えるならシンクロとかで厳選した方が絶対に楽です。レイドで夢6V理想個体が出たときとか、偶然オシャボで捕まった伝説ポケぐらいに使うのがいいんじゃないですかね。
あとは努力値がドーピングアイテムでマックスまで振れるようになりました。金はかかるけど今作は15分で30万ぐらい稼げるトンデモ金策が存在するので、パワー系アイテムやポケルスを手に入れる必要なく楽に全振りできるようになったのでこれはめっちゃいい。
ただし全体的な育成環境が楽になったかと言われるとそうでもなく、夢特性が今のところマックスレイドバトルしか入手方法がなく出現も夢かどうかも運ですし、メタモン厳選のキツさはほぼ変わってません。厳選環境が整ってからは楽になりましたが、マックスレイドのマルチ優遇仕様も相まって「厳選する準備をする」段階はお友達がいないとそこそこに厳しいものになっています。ぼっちには辛く、前からコミュニティに参加していたような人たちとの格差が加速した気がしますね。
ここからはしばらくプレイして出てきた不満点です。
不満点
ポケモンのリストラ
さっきも言った通り個人的には仕方ないと思ってるが、批判の声が大きいので一応。
今まで当たり前に全てのポケモンが出てきていましたが、今作からついに互換切りが発生しました(3世代のときも一応互換切りはあったけど、今回は内部データすら存在しないらしいからね)。
初代の151匹から800体以上になってたポケモンが前作までは全部出てきてたのもすごい話ですが、今作は新ポケモン約80体を含めて400体しか登場しないため、その半分以上が文字通り「存在しなく」なってしまったわけです。第3世代から現役でポケモンやってて、第7世代まで持ってきて10年以上大切にしてるポケモンがいる人も一定数いるだろうし、そういう人にとっては悲しいでしょうね。
前情報はあまり入れずにプレイしたのですが、図鑑を埋めていく段階で「こいつはいないんだな…」「こいつはいるのか…」みたいな状況が発生していってわかってても少し悲しい気持ちになったのは事実です。結論から言うと、過去作御三家はヒトカゲ以外出てきませんし、伝説すら1体も出てきません。人気とはいえちょっとリザードン優遇すぎんか？専用キョダイマックスの姿あるし。
既存ポケモンの選出基準も文句言うべきじゃないんでしょうけどよくわかんないですね。イッシュが露骨に多く、シンオウが露骨に少ないイメージです(あくまでイメージですが)。これは4世代リメイクに期待するしかないんでしょうね。
ネット環境まわりのクソさ
対戦はわかんないですが、少なくともネット交換は明らかに前世代の方が遊びやすかったです。GTSがないため希望のポケモンを交換しにくいのももちろん問題ですが、それだけに留まらず通常の通信交換でもSwitchになって1画面しかないため相手がポケモンを選択して交換する画面に移る直前までどんなポケモンを選んでいるのかすらわからず、知らない人との交換は絶望的なまでに意思疎通が図れません。今は2019年ですよ？石器時代じゃないんだから、交換ぐらい普通にさせてください。外部ツールを使わないとまともに交換もできないようなゲーム、いまどきポケモンぐらいですよ。
☆5マックスレイドの難易度
ストーリークリア後、ワイルドエリアのポケモンは軒並み60Lv以上になりマックスレイドバトルで手に入るワット数、難易度も大きく上がります。先ほども言った通り育成環境を整えるためにはレイドの周回が必須なのですが、これが1人だと非常にイライラすることの多い要素でいっぱいです。
マックスレイドは4人で挑むため、オフラインのソロプレイだとNPCが3人ランダムで選出されて一緒に戦うのですが、こいつらが弱い。普通に死ぬのはもちろんのこと、ハズレを引くと攻撃もロクにしてくれないため敵のシールドが全く削れません。攻撃技を一切持ってないソーナンスが出たらリセットとまで言われています。
敵も敵で腹立つ奴らが多いです。特に硬くていわなだれで全員のダメージをゴッソリ奪っていく(しかも地面タイプなのでダイロックで砂嵐まで出してくる)カジリガメ、ちいさくなるをガン積みして全く攻撃が当たらなくなるピクシーが☆5で出た時はソロだとかなり時間かかる運ゲーになります。当然不人気なのでマルチでもあんまり人は来ません。マックスレイドは全てクリアしないと周回できないシステムなのでこうなるとめちゃくちゃ効率が悪いです。
このあたり、せめて2000W手に入らない代わりに諦められるようになるとか、味方NPCを強化するとかのアプデが入ってくれないと辛いです。修正待ってますね！
他にもチマチマしたものは考えれば出てきそうですが、パッと思いついたのはこれぐらいかな。まとめます。
総評
人気シリーズの新作というものは期待値も非常に高く、少し不満要素があっただけで異常に叩かれがちです。発売前から波乱を巻き起こした今作ですが、その不満を跳ねのけられる程度には十分な良作であったと言えます。
そもそも、様々な感性を持った人がプレイするんだから万人にとって100点のゲームなんて存在しません。特にターゲットも広く世界中から人気のあるポケモンシリーズの新作ですからね。0点のクソゲーだと思う人も、100点の神ゲーだと思う人も当然います。大切なのは、「俺にとっては面白かった」それだけです。
もし購入を迷ってネット検索をかけ、このなんの専門知識もない一個人が書いたくだらねえレビュー記事に辿り着いた人がいたなら買ってください。お金がないからかSwitch持ってないからかわかんないけど、迷ってるなら買えばいい。迷ってる時点で心の中では決まってて、きっかけが欲しいだけってこと多いですよね。なら俺が背中を押すから、後悔したくないなら買いなよ。人との出会いと同じで、ゲームだって一期一会ですから。
以上です。僕は次にきっと出るであろう4世代のリメイクに期待しつつ、他のゲームとバランスを取りつつ対戦や色違い厳選、気が向けばカレー図鑑など頑張っていこうと思います。それではまた次回！
