2019年、もう半年経ってしまいましたね…なんかこう、「意義のある生活!」みたいなそこまで意識高いところは目指してないんですが、充足感は求めていきたいもんですね。起きてボーッとして気づいたら寝てる、みたいな日ばかりなので外出して買い物とか食事とかする気力と金を手に入れなければいけませんなあ(届かぬ祈り)。そろそろ本題に入りましょうか…
皆さんはストリーミングサービス、使ってますか?Spotifyとか、Apple Musicとかです。俺は前まで聴きたい曲はCD買うか借りるかするし別にいらないかなと思ってたんだけど、去年の6月ぐらいにSpotifyの新規入会なら3ヶ月100円セール!みたいなやつを試してみて見事にハマったのでずっと継続してSpotifyを使ってます。
CDを買う・借りるとなるとPCへのインポートやら機器への転送やらでそれなりに労力が必要だから、本当に好きなアーティストの曲しか聞かなくなりがちなんだよね。
それに比べてストリーミングサービスだといくら追加しても料金は変わんないし追加もポチるだけだから楽だし、好きな曲だけ・気になった曲だけ追加すればいいしですごく快適。もうスマホで音楽聴くならストリーミングでいいや〜って感じ。
聴く曲の幅も広がった気がするし、月額1000円でも十分にコスパいいと個人的には思います。おススメされた曲とかでも気軽に追加できるし。柄じゃないからって避けがちなバンドの曲なんかもちょっと聴くようになったかな。
もっといろんなジャンルに手出してみたいので、みんなの好きな曲ぜひぜひ教えてください。俺から勧められて聴くやつがいるかはさておき、いつか個人的おすすめ曲ダイマ記事でも書いてみようと思ってます。
MusicFMとか使ってタダで音楽を聴くような人間は全員死すべし。
…しかしストリーミングってのも万能ではない。世界中の全ての曲が入ってるわけないんだからこれは仕方ないことだし、もちろんストリーミング配信に対応するからアーティストに権限があるんだからね。
俺がCDを買ったり借りたり、わざわざインポートしてまで聴く音楽は大きく分けてももクロ・アイマス・ゲームのサントラ・あと好きなアニソンをちょっとってぐらいなんだが、サントラは流通も少なくてレンタルですら在庫があんまりないものも多くて配信してない方が多い。アイマスは全曲ストリーミングなし。となるとスマホでそれらを聴くのは面倒なのだ。
ウォークマン持ってるしiPhoneで聴くより多少音質もいいのでSpotify契約前は外出時にウォークマンで音楽を聴くことがほとんどだったんだが、スマホ一台で解決するようになってからわざわざウォークマンをつけるのがかなり億劫になってしまい外でもほとんどSpotifyしか使わなくなった。しかしCDで借りるほど好きな曲は聴きたい、Spotifyの曲も聴きたい…
ここで誰もが考えるのは、PCからiPhoneに転送した音楽とストリーミングサービスの音楽は同居できないのか? ということだろう。この問題について長らく悩み続けたのだが、重い腰を上げ今日5,6時間かけて挑戦したにも関わらずあまりいい成果が得られなかったので絶望のうちにこの記事を書いている。改善案を知っている人はぜひ教えてほしいのでここからはどうアプローチし失敗したかを記述することにする。
iPhone音楽問題〜失敗編〜
改善案①AppleMusicに乗り換える
まずSpotifyからAppleMusicへの引越しを考えた。多少ラインナップは違うにしてもストリーミングという点では同じだし、何よりAppleMusicには「iCloudミュージックライブラリ」というものがある。
どっかから画像を拝借したので説明は省くが、簡単に説明するとPCでiTunesに入れてた曲はiPhoneでストリーミングと同じように聞けるようになりますよってやつです。
もちろんこれを使ってしまえば一番楽なんだが、いくつか不満(というか致命的に嫌)な点があって実行には至らなかった。
まず、Spotifyを使い始める前に俺はAppleMusicの無料体験も一時期使っていた。その時はiCloudミュージックライブラリも使っていたしもちろん便利ではあったんだが、どうしても月額1000円払って続ける気にはならなかった。以下理由。
・iOSやiTunesはアップデートの度に良くも悪くも操作性が大きく変わってしまう。慣れるまで使いづらいしこれならウォークマンでいいやと思ってしまった
・Spotifyに変えてから気づいたことだが、曲の追加方法や片手で使う場合の操作性など、細かいところに配慮が色々と足りていない。SpotifyのUIの方が痒いところに手の届く仕様が多く、そっちを使っていた今戻すと不便さが目立ってしまう。Appleは元々音楽プレイヤーであるiPodを売ってる会社だったはずなんだが。関係ないがiTunesもアプデする度クソ使いづらくなってるのでアプデ止めてます
・肝心のiCloudミュージックライブラリも謎エラーを吐くことが多く、勝手にアートワークが変身してたり再生した曲と違う曲が流れてきたりiTunesで購入した曲が消えたりとマイナス面も多かった
こういった理由からAppleMusicへの移行は断念した。しかも(そんなにいいイヤホンを使っているわけでもないのであまり関係はないが)、Spotifyの方が圧縮方式がどうたらこうたらで音質が良いらしい。あとUIが黒で個人的に白っぽいAppleMusicよりも好きなのだ。とにかく色々あってSpotifyをやめるという考えには至らなかった。
改善案②SpotifyにiTunesの曲を入れる
Spotifyには「My Musicのインポート」という項目があり、iTunesからiPhoneに入れた曲をSpotifyアプリでも聴けるようにはできる。しかしこれは結局iPhoneに音楽を入れるというストリーミングアプリを使う意味のない行為であり、未だに64GBのiPhone6sを使っていて容量カツカツであることもあり気乗りはしなかった。更にファイル形式という別の問題も…ここから先の話は長くなるので目次まで戻って読み飛ばしていいです(格納の仕方がわからなかった)。
脱線 flacファイルとiTunesの親和性
pcに疎い人はわからない話だとは思うが、音声にしろ動画にしろ写真にしろファイルには拡張子というものが存在している。○○.mp3とか□□.jpgとかである。
音声ファイルで一番古くから使われており最もポピュラーなのはもちろんmp3だが、汎用性が高い反面容量を少なくするために圧縮をしておりCDの音と比べ音質が劣化してしまう。
無劣化で音を聴くためにはwavファイル(.wav)が一番汎用性高いのだが、圧縮してないのでmp3に比べてファイルの容量がデカすぎる。そこで登場したのが「可逆圧縮」なる謎の圧縮方式を使ったflacやalac(他にもあるが日本で使うのはだいたいこの2つなので省略)である。よーわからんが圧縮してファイルサイズをちょっと小さくするのに音質の劣化は(理論上)ないという代物。mp3と比べるとさすがに容量デカいけどね。最近やっと時代が追いついてきたハイレゾ音源もだいたいflacかwavだからね。難しい話なのではしょるから気になったら自分で調べてね!
よっぽど視聴環境がよくない限り320kbpsのmp3とflacを聞き分けられないとかいう話は置いといて、今後技術が発展して今よりもっといい質で音楽が聴けるようになったらflacの方がいいかなとかいう考えもあり、俺はCDをインポートする時はflacで取り込んでいる。今となってはどっちもどっちだが、昔はalacなんて使ってる奴はApple信者ぐらいだったんだよね。
というわけでウォークマン使ってることもありalacよりは汎用性が高いと思われたflacでファイルを保存していたんだが、iTunesはこの2019年になってもflacファイルに未対応なのだ。そこまで自社の技術をゴリ押ししたいのか?Apple社は昔から他と足並みを揃えようとする努力が全く見えなくて腹が立つ(書き忘れてたけどalacはApple lossless audio codecの略称です、flacはfree lossless以下略。とにかく難しいので詳しくはまたしても省くがやってることは2つともほぼ同じなので対抗馬に負けたくないがために未だ非対応なのだと思われる)。
flacがiTunesに対応してないということは、俺が入れているCDの音源はiTunes経由でiPhoneに持ち出せないということである。幸い可逆であるためにflacをwavに戻し、またalacに変換しても理論上は無劣化だがめんどくさすぎる。収集グセもありpc上に2万曲ぐらい入っているので、この変換作業を手動で1曲ずつやってると日が暮れてしまう。今回は仕方なく怪しげなフリーソフトを入れてiPhoneに移したい曲だけ一括で変換したが、Apple社はいい加減変な意地張ってないでflacにも対応してくれ。
脱線終了 改善案②続き
…というわけで面倒なファイル変換を終え、ここまでで3時間ぐらいかかって満身創痍の中ファイルをiTunesに入れ、iPhoneに移してSpotifyに2万から厳選した300曲ほどを取り込んだ。
我ながら素晴らしい選曲。
これで数時間の苦労も報われる…と思った矢先、またしても新たな問題が発生してしまった。
俺は基本的にSpotifyで曲を全曲シャッフル再生して聴くのだが、なぜかiTunes内の曲はシャッフルだと永遠に再生されない。
これは全部Spotify内の曲。
外で音楽を聴く際にわざわざアプリを変えて選曲したくないからこんな面倒なことをしたのに、結局根本的な解決に至らなかったことに憤りというか悲しみさえ覚えてしまい、今日のところはここで諦めることにした。
適当にまとめ
どうしてシャッフル再生がこんな仕様になってるのかさっぱりわからん。逆に言えば容量圧迫という問題はあるものの、シャッフルさえどうにかなれば一旦この「ストリーミング音源と個人所有の音源が一緒に再生できない問題」は一応の解決を見せるということではある。シャッフル再生なんかしねえし容量も余ってるよって人はAppleMusic使うよりSpotifyでの共存を強くお勧めする。
Astell&Kernとかのお高いプレーヤーを買ってしまえばSpotifyも入るし1台で完結するんだが、それでもアプリの切り替えは必要だし割り切ってしまった方がいいのかもしれない。というかそんな金はない。まずこの前イヤホンを紛失したのでいいイヤホンを買いたい。
解決策が見つかれば追記します。ではまた。
[同日20:45ぐらい 追記]
諦めて2時間ぐらい普通に音楽を流していたところ、なぜか25曲目あたりからいい感じにSpotify内のミュージックとiPhoneに転送したミュージックがシャッフルされて流れはじめた。
その後何回か試してみたが、やっぱり2,30曲飛ばしたあたりからシャッフルがきちんと機能するようになっている。
というわけで、この問題は解決!毎回30曲先まで送るのはちと面倒ではあるが大目に見てやろう。
容量の圧迫が心配ではあるが、最悪mp3にダウンコンバートして入れればちょっと多めに入るだろうし曲減らせばいいだけだし、しばらくはこの方式でやっていこうと思う。
Spotifyとは関係ないが寿命ですぐ充電なくなるし重いから早くiPhone買い替えたいな〜〜!!